2026/10/25 18:00

台風の接近で 昨日から雨模様です。
雨風はそれほど強くないのですが
先程 防災無線から避難所への誘導が放送されました。
この夏 雨不足で一時期は 水道水の減圧も余儀なくされましたが
ここのところの雨で ダムの貯水量も増えたのではないかと思われます。
さて 工房では 青磁のご注文分の制作が ひととおり終わったところで
夫は 一日掛けて 工房の隅から隅まで 掃除機をかけ 雑巾がけをしました。
青磁から 白磁へと 制作を移す前に 工房の清掃を必ずします。
青磁と 白磁は 陶石に含まれる成分が多少違うので
造り 削り と 制作過程で出てくる削り粉などが 混ざりあわない様にします。
腰をかがめ 箒や 掃除機で 工房を 清掃するのを見かねて
「私も手伝おうか?」と聞いたことがあるのですが
「いや いい。」 即答です!!
自分が納得のいくように 隅々まで きちんと・・・まさに 本人の性格です。
たとえ家族であっても拒否します。
大雑把な私では 納得がいかないのだと思っているのは なんとなくわかります。
直接 言いませんが 必死で掃除機を持つ夫の背中が如実に語っています・・笑笑
さて
掃除を終えて 道具を並べて いよいよ 今日から 白磁の器の制作です。
手始めに 小鉢から
やはり 白磁の土の白さは 眩しいくらい 白さが際立っています。
数種類の木べらを滑らせて 器の形が造られます。
なめし皮を すっと縁に当てて 縁を整え グッと引き締めます。
器は ほとんど 手の感覚で造った後に
こうして 直径と 深さを 測るために 竹とんぼをのせて
ひとつの器が 出来上がります。
これが 先ず 制作の一段階です。
出来上がった器をご覧になったお客様が
「機械や型で造ったように よく 同じにできますね」と 不思議そうにお尋ねになりますが
実は 私も ほぼ同じに出来上がっていく器を 側で見ながら
不思議だな~と思って 見入ってしまうのです。
長く 土と向き合って 生きてきた夫の掌は 魔法の手です!!
ただ ひとつ難点を言えば
一生懸命 手を掛けて 丁寧に作るのですが
時間が掛かってしまうことです。
どんなに急ぎのご注文の時でも つくる工程の手間暇も
スピードも 変わらないので 期日が近づいてくると
私の 胃の辺りがチクチクしてきます。
有難いことに お客様は その辺のことをよくご存じで
「できた時でいいですよ ゆっくり 待っていますから」と
言っていただけるのは 本当に 有難く感謝の気持ちでいっぱいになります。
それでも・・・
先日 ご注文いただいているお客様が スッと夢に出てこられて
ドキッ としたのでした。







