佳秀窯 西山正
有田焼の白磁と青磁に魅せられて
陶磁の里佐賀県有田町に生まれ、焼き物に囲まれた環境の中で育ち、子供のころから自由な発想で自分が思い描いたものを形にしていきたいと考え続けていました。
窯業科を卒業後、佐賀県立窯業試験場にて、人間国宝井上萬二氏の師事を受けながら、窯業の基礎と技術を学び、その後、県重要文化財中村清六氏に弟子入りして 更にろくろ技術を身につけるべくひたすらろくろに向かう日々をおくりました。
6年後 独立し「佳秀窯」を開窯します。
白磁,青磁の造形の美しさに魅了され、ろくろによる手造りの温かさ、しなやかさを家庭の中にお届けしたく、天草の特上の陶石を使用し、すべて手造りでろくろ成形だけにこだわり、ひとつひとつに思いを込めて制作し続けています。
気がつけば、すでに約40年が経ちました。
これからも 手造りの温もりをお伝えしたく、こつこつ作り続けて参りたいと思っております。
佳秀窯 西山 正