2026/05/07 20:11
有田 佳秀窯工房に また Web有田陶器市に
たくさんのご来店をいただきまして
ありがとうございました。
御礼を申し上げます。
今年も工房に 朝一番にご来店いただきましたのは
山口県のM様ご夫妻でした。
いつも薄暗い早朝に家を出発してお見えになります。
「今年も来ることができました」と お元気で嬉しそうなお二人です。
毎年 お二人の笑顔で 我が家の陶器市は始まります。
一年ぶりの懐かしい笑顔が 続々つづきます。
3日は 朝からあいにくの雨模様
それでも 毎年ご来店いただく関東にお住いのK様
ラグビー大好きな方です。
高校のラグビー大会に併せてお見えになるのです。
きれいなオレンジの雨合羽の背中には
有名な選手のサインが入っています、、、ふふふ
スポーツも世界情勢も旅のことも 何の話題を振っても
何しろ物知りで 詳しくて 会話が楽しいのです。
その日の午前中に 大分のM様から いつものお手製のカステラが届きました。
お礼のお電話を掛けますと
「陶器市が始まると なんやら こっちもそわそわしてきて はよう作って送らんと・・と思ってしまうんよ。 新鮮な卵を予約しとったのを使ったんよ」と。
明るい声で話されるMさんは たしか 80歳近いはず。
地元の馴染の言葉が あったかい愛情をいっぱいふくんで
心に伝わってきます。
ありがたくて ありがたくて 胸がいっぱいなってきます。
午後 福岡のYさんが かごの中をのぞいています。
「あらっ お母さんは?」いつも一緒に来られるお母さんの姿が見えません。
「車の中」
「えッ?」どうかされたのかな・・車の助手席をのぞいてみます。
私の顔をみて にっこり笑顔を返されました。
な~んだ お母さん お元気そう!
「お母さん 美味しいカステラがありますよ。降りてきませんか?」
「え~~、いいんですか?」いつも丁寧な言葉を返されます。
N子さんと 私に 抱えられ
車を降りて 杖を突いて
ゆっくり ゆっくり 歩いて お店に入って来られました。
「わたしも この20日で米寿になります。」と
もう かれこれ我が家とおつきあいいただくようになってから 30年以上になります。
前にお見えになったときより なんだか 生き生きとして お元気になられたような気がしました。
そのことをお伝えすると・・お嬢さんのN子さんが うんうん と嬉しそうにうなずかれます。
「あのね 最近私がお茶室を造って茶道教室の準備をしているものだから
昔取った杵柄で 色々アドバイスくれて なんだか 元気になっているんです」と
嬉しそうです。
米寿のお祝いに 高台が広く安定感のある器をお求めになりました。
「これだと 手に持たなくていいし 安定感があって 底が広いので
スプーンを使って食べられますよ。
側面に 彫が入って 熱さも手にやさしいはずです」
「こんな器があったんですね。これで今からスプーンを使っても
食べやすくなりますね 毎日の食事が楽しくなります」と
本当に 嬉しそうにされました。
器を包んで 「帰ったら おやつに食べてくださいね」と
カステラもそっと添えました。
お二人で 笑顔で 手を振って帰って行かれました。
それにしても 皆様 ご来店いただくだけでもありがたい事なのに
カステラや 佐賀の丸ぼうろ 佐賀海苔 にわか煎餅 果物 お茶・・などなど
地元のお土産までいただいて 身内の様に 応援してくださるお気持ちが嬉しくて
本当に 今年も ありがたい陶器市になりました。
皆様の応援してくださるお気持ちを有難く頂いて
私たちも これから また 頑張って行きます。
今後とも どうぞ 宜しくお願いいたします。





